真冬の南米にも温暖化の波?
アルゼンチン氷河:異例、真冬の大崩落…温暖化が原因?
【メキシコ市・庭田学】南米アルゼンチン南部にある世界遺産「氷河国立公園」のペリトモレノ氷河が9日、真冬にもかかわらず大崩落した。AP通信などが伝えた。この時期の氷河崩落のメカニズムは解明されておらず、地球温暖化が原因ではないかとの指摘も出ている。
アーチ状になった高さ約60メートルの氷河が、湖の中に崩れ落ちた。今月4日、崩落の兆候が確認されていた。アーチ崩落は数年おきに夏の終わりごろ起き、最近では06年3月に確認された。明確な記録はないが、1917年と51年の冬にも同じ現象があったとされる。
AP通信は、「崩落が早まったのではなく、遅れたのかもしれない」との専門家の見解を紹介。2週間前の降雨が影響した可能性も指摘した。
氷河国立公園ではペリトモレノ氷河が最も有名。夏場には氷河の壁が豪快に崩落し、多くの観光客でにぎわう。
(毎日新聞 2008年7月10日)
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