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2008年8月 2日 (土)

Anime Friends 2008 JAM Project IN Brazil

Do_080729記者の鈴木美潮さんという方のWeb日記
我らが同志の名前を発見!

これから09期に応募しようとする若者にとっては
実在の人物を確認できる安心材料となりますね

ブラジル、3泊7日の旅

 「Anime Friends 2008 JAM Project IN Brazil」に行ってきました!
 火曜日のこの欄で書きましたように、「週末を利用して」(笑)サンパウロ市での「アニメフレンズ」に出演するJAM Project(えー、一回目のコラムでプロジェクトをカタカナにしたのは確信犯です。縦書きにローマ字の小文字が並ぶと、とっても読みにくいため、初回のみ、事務所にお断りをいれ、カタカナ表記にさせていただきました)」のライブを見に、ブラジルに行って参りました。
 いやはや、遠かったです。少なくとも週末に行って帰ってくるような距離でないことだけは確かです。でも、あれだけ遠いと、もう遠出をしているのか、東京近郊に来ているのか、自分がどこで何をやっているのか、感覚が破壊され、わけわからなくなりますね。こちらの欄では、記事にはならない部分のブラジル話をお届けしたいと思います。
 そもそも、出発からしてどたばたでした。ブラジルに出発したのは木曜の夜。飛行機は19時20分発。そのフライトに乗るために、私が乗らなくてはならない汐留発のバスは16時25分発。でもって、私、16時14分の時点で、まだ「アナ☆パラ」のスタジオで、出番を待っていました…(笑)。出番が終わったのが、20分近く。「お先にしつれいします」と叫びながら、スタジオの片隅で衣装を脱ぎ捨て、スタイリストさんに私服のワンピースを頭からかぶせてもらい、バスへダッシュ。バスに飛び乗り、一路成田へ向かったのでした。
 ちなみに、話が前後しますが、このどたばたは帰国時も同じでした。成田に着いたのが、水曜日の、定刻より早いお昼の12時10分だったでしょうか。荷物をとって、JAMの皆さんにあいさつし、タクシーに飛び乗り、汐留へ。14時過ぎに日テレに入り、原稿を書き、16時には生放送に出ておりました(笑)。
 さて、成田からブラジルまではおよそ25時間。ニューヨーク乗り換えです。で、その長旅を終えて到着すると、ブラジルは、冬…。そうです。南半球なので、季節が逆なのですよ。ブラジルというと、常夏の国のようなイメージがありますが、違うんですね。到着したのが朝でしたので、寒くはないし、半袖でも大丈夫な気候だったのですが、30度を超えていた東京の蒸し暑さとのギャップにまず、びっくりです。
 ホテルにチェックインして、JAMの影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、きただにひろしさんらにごあいさつ(奥井雅美さんらは、その日はオフで、すでに出かけていた)。「本当に来ちゃったんですね」に、「来ちゃいました…」と答える、追っかけのような鈴木記者でありました(笑)。
 その後、早速市内に取材へ。三泊のサンパウロですが、夜はライブ取材、昼間はみっちりインタビューを入れていました。このみっちりさが結構命取りになることは、あとでよーくわかりました(笑)。
 そもそも、道の渋滞がすごいのと、ラテン時間なのとで(笑)、決して思った通りにかっちりと仕事が進まないのです。それも、だらしないとかそういうレベルではなく、もう時の流れというか、システムが違うんですよ。たとえば、1時に約束した人の事務所は1時にはあいていなくて、ふとみると、車の中から手を振っている(笑)。そこから事務所のカギを持つ人が到着するのに20分。さらには、「遠い日本から来てくれてうれしい」というわけで、「まずこの話をしたい」「これも見て欲しい」となって、本題に入るのに30分。
 東京だったら、相当かりかりしてしまう状況でしょうが、もうそういうもんなんだな、と。歓迎してくれている気持ちが痛いほどわかるので、もう流れに身を任すか、という気持ちになるのです。仕方ないので、「プロポリスを買う」などの、個人的な用件をあきらめて、時間の流れに身を任せました。
 初日の取材は、サンパウロ市文化センターの方(次回コラムに登場します)だったのですが、この方には、ブラジルで出版された日本のヒーローものについての雑誌のバックナンバーを見せていただきました。
 個人的に非常にうけたのが、「仮面ライダー特集」でした。仮面ライダー1号、2号など歴代ライダーの顔写真(というか、面の写真…)がずらっと並んで、ライダーシリーズの説明がポルトガル語で書かれている(らしい)ページに、顔写真ではなく、一人だけ、ポーズ写真が掲載されているライダーが。それが、なんと、「仮面ライダーアマゾン」なのでした!!(笑)。「これは、やはりアマゾンというブラジル育ちのライダーだからの特別扱いか。アマゾンの山本大介は南米で飛行機事故にあって遭難して…」と、ついオタク前回でしゃべりだしたところ、担当者も困惑、さらには、通訳の仁尾帯刀さん(お世話になりました)が激しく困惑しておりました(笑)
 そして、夜はライブへ。ライブの模様は、先日のコラムにも書きましたが、とにかく、チェンジマンとかをブラジル人客一丸となって日本語で「ハート二ヒガツクゼー」と歌うのですよ。このすごさ、完璧さに、脱帽というか、落涙というか。
 ブラジルに行く前に、「ブラジルにアニソンのライブを見に行く」というと、「日本人客は何人?」「日系人?」とみんなに言われましたが、全然違います。日本人の歌手がツアーを組んで海外に行き、客の大半は日本からの熱心なファン、という図式が、確かに芸能界にはありますが、これはそれとは全く違うのです。会場内で確認できた日本人は2人だけ。初の海外旅行という北海道と横浜の会社員の若者たちでした。それ以外は、オールブラジル人、そして、南米各地から集まってきた人たちです。
 本当に、現地で、アニメ特撮ソングは、愛され、受け入れられているのです。だいたい、7000人もの人を集められる野外ライブなんて、そうそうございません。この7000という数字にしたって、主催者発表だけでなく、私も個人的に、「野鳥の会」のように数えてみて、そのくらいだな、と思った数字ですから、下駄をほとんどはかせていないのです。先日テレビで「なんと1万人が集まりました」という某芸能人のイベントの模様をやっていましたが、会場内の人は、明らかに、サンパウロに集まったブラジル人客より少なかったです。
 今回、「週末を利用して」ブラジルまですっ飛んでいってしまったのは、地球の反対側でのこの熱狂を、どうしても日本で伝えたかった、という思いがあったから。2003年から毎年行われているアニメフレンズですが、あまりに遠いために、日本から取材が入ったことはありませんでした。伝えられなければ、そのイベントは、ないことになってしまう、知られないままに終わってしまいます。なんとしても、「伝える仕事」をしている以上、どんな無理をしても、この熱気をお伝えしたかったのです。
 そして、なぜに、それほど、「伝えたかった」かというと、アニメや特撮の持つ「力」を信じているから。国境を越えて人の心を揺さぶる力に、人と人をつなぐ可能性があると見ているからなのです。このあたりの話は、おいおいコラムや読売ウイークリーで書いていきたいと思います。
 と、まあ、カッコイイことを言ってますが、3泊7日の旅の3泊のうち2泊は、朝5時まで飲んでいたように記憶しております(笑)。結局どこにいても同じ生活というか…。おかげで(?)時差ぼけも出ませんでしたが。
 ちなみに、ブラジル、カイピリーニャというお酒が絶品でした。
 ブラジル話、すみませんが、まだまだ続きます

YOMIURI ONLINE 2008年8月1日)

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